コーヒーロースト東海さんで購入したニカラグア ラ・イリュージョン農園 カツアイ ロホ ウォッシュト(COE2024 11位)。
こちらの豆を美味しく淹れるために試行錯誤した様子を記事にしました。
記事の最後には、参考のために使用したレシピを載せています。
前回の記事はこちらです。
oishi-coffee-life.hatenadiary.com
使用する豆


名前
ニカラグア ラ・イリュージョン農園 カツアイ ロホ ウォッシュト
価格
2880円/240g
※2024年12月
産地
ニカラグア ラ・イリュージョン農園
焙煎度合
シティロースト
焙煎からの経過日数
約2~3週間
味の説明
お店のポップより抜粋
複雑で甘いフルーティさとチョコレートやキャラメルのような風味を感じます。
抽出の狙い
今回は濃度を低く抑えて、あっさりとした仕上がりを目指します。
前回抽出したとき、このコーヒー豆ならアメリカンにしたほうが私の好みに近いように感じました。
4:6メソッドというレシピをベースに、濃度を下げる調整をしてみました。
はたして、うまくいくでしょうか。
抽出してみた

コーヒーの濃度を下げるための調整方法はいくつか考えられます。
例えば、
・お湯の量を増やす
・コーヒー豆の量を減らす
・出来上がったコーヒーにお湯を足す
・豆の挽き目を粗くする
・お湯の温度を下げる
などが考えられます。
上3つはコーヒーの成分に対してお湯の量を増やすアプローチ、下2つはコーヒー成分がお湯に溶ける効率(抽出効率という)を下げるアプローチです。
やり方は色々ですが、まずは、前回のレシピからお湯の温度を93度から90度に下げてみました。
また、前回お湯が抜ける速度が速かったので、濃度調整に影響しない程度に挽き目を少~しだけ細かくしました。
この調整で、味は変わるでしょうか?
出来上がったコーヒーの香りは、チョコレートのようなビターな甘さ、ハーブのような爽やかさを含んでいます。
抽出中にはレモンのような雰囲気も感じられました。
飲んでみると、カカオ・チョコレートの風味。
何度か飲んでいると酸味を強く感じます。
この酸味のせいか、あまり後味は残らない、キレのあるコーヒーという印象を受けました。
また、酸味が強く感じられるので、口当たりが軽いのに対して、濃度感が高いように感じられます。
狙い通りにアメリカンな仕上がりに、とはいきませんでした。
続いて、お湯を注ぐ回数を5回から4回に減らしてみます。
お湯を注ぐ回数を減らすと、注がれたお湯の勢いでドリッパー内部のコーヒー粉が撹拌される回数も減ります。
結果として、抽出効率が下がる、という狙いです。
先ほどは60gずつ5回に分けて注ぎましたが、今回は60g→60g→90g→90gとします。
今度はどうでしょうか?
出来上がったコーヒーの香りは、ダークチョコレート・キャラメル・ブラウンシュガーの雰囲気を感じます。
さっきのコーヒーよりは甘い雰囲気が出たかな?
ひと口飲んでみると、最初に苦みを感じ、その後きりっとした酸味も感じます。
さらに後から、チョコレートやカラメルを連想するような甘さが余韻を残します。
味のバランスはよさそうです。
冷めてくると酸味が強めになり、すこーし飲みにくさを感じる気もしますが、許容範囲かな。
酸味がきいてキリっとした味わいに仕上がった影響か、口当たりは軽いように感じました。
ですが、濃度感は狙いに反して少し高め。
先ほどとはあまり変化がないようです。
お湯の温度とお湯を注ぐ回数を変えてみましたが、濃度にはあまり大きく影響しないのかな?
とはいえ、味のバランスは変わっていたので、全く影響がないわけではなさそう。
どう調整したらいいのか、まだまだ、分からないことが多いです、、
振り返り
ニカラグア ラ イリュージョン農園 カツアイロホ ウォッシュトを、濃度低めな仕上がりを目指して抽出してみました。
狙いほど濃度感は下がりませんでしたが、チョコレートやキャラメル、ブラウンシュガーの雰囲気を感じられる酸味の効いたコーヒーに仕上がったと思います。
ちなみに、酸味が目立った味わいだったのでカフェオレに合うのでは?と思い、牛乳を加えてみたところ、コーヒーの酸味が落ち着き、代わりに香ばしさが際立って美味しかったです。
上手くいかないときも、何か工夫をしておいしいアレンジを探すのも楽しみ方の一つなのかもしれません。
今回のレシピ

今回やってみた2通りの調整を示しておきます。
器具、材料の分量、コーヒーの挽き目は共通です。
使用する器具
- ドリッパー ハリオ V60
- ペーパーフィルター
- ドリップポット 山善 ドリップケトル
- コーヒーサーバー
- コーヒーミル タイムモアC2
材料
- コーヒー豆 20g 粗びき(コーヒーミルのつまみを26回操作)
- お湯 90度で300g
レシピ
①挽き目とお湯温度の調整を行ったときの抽出
- ドリッパーにフィルターをのせ、サーバーにセット
フィルターにお湯を行き渡らせるようにまわしかける - お湯が落ちたら、挽いた豆をドリッパーに入れる
- タイマーをスタートし、お湯を60g注ぐ
- 45秒経ったら、お湯を120gまで注ぐ
- 90秒経ったら、お湯を180gまで注ぐ
- 130秒経ったら、お湯を240gまで注ぐ
- 160秒経ったら、お湯を300gまで注ぐ
- お湯が落ち切ったら抽出完了!
抽出時間の目安は3分です
②お湯注ぎを5回→4回にしたときの抽出
- ドリッパーにフィルターをのせ、サーバーにセット
フィルターにお湯を行き渡らせるようにまわしかける - お湯が落ちたら、挽いた豆をドリッパーに入れる
- タイマーをスタートし、お湯を60g注ぐ
- 45秒経ったら、お湯を120gまで注ぐ
- 90秒経ったら、お湯を210gまで注ぐ
- 130秒経ったら、お湯を300gまで注ぐ
- お湯が落ち切ったら抽出完了!
抽出時間の目安は2分40秒です
3投目と4投目を90gずつに変更していますが、3回目→4回目の間隔はそのままとしました。
時間を変えなかったことに理由はなく、なんとなくで決めました。
とはいえ、一度にお湯を注ぐ量が増えるので、時間を調整したほうが豆のおいしさをより引き出せるかもしれません。