深煎り豆がうまく淹れられない、、フレンチプレス先生っ、お願いします!

ハンドドリップでコーヒーを淹れるようになって、私の中で比較的美味しく淹れられる豆とそうでない豆の得手不得手がはっきりしてきました。

得意なのは浅煎りの豆(ミディアムローストやハイローストくらいの豆です)。
バリスタの粕谷哲さんが発明した46メソッドを使っているのですが、基準となるレシピで淹れればハズレになりにくい。
もし味が濃すぎたり、薄すぎたりしても、「なら次は温度高めかな」とか「豆の粒度を細かくしてみよう」と調整方法もなんとなくわかるようになってきました。

そもそも浅煎りの場合、濃過ぎると酸味や渋みが強くなりがちですが、私はこれらの風味の許容度合いが高いこともありあまり気になりません。
薄すぎても、これはこれで紅茶っぽくていいな~、なんて楽しんでしまえる。
つまるところ、私は浅煎りの酸味が効いた風味が好みなんですね(笑)

 

一方で、なかなかコツがつかめないでいるのが深煎りの豆(シティロースト以上の豆)。
理想はコメダ珈琲のようなしっかりとした濃度感と甘さの余韻が美味しいブラックコーヒーなのですが、私の淹れ方だと苦すぎたり煙っぽい感じが出たりと、どうしても濃くなりがちになってしまいます。
深煎り豆を使うときは、バリスタの井崎英典さんが発明した3投式のレシピをベースにしているのですが、豆によってハマるときとハマらない時の差があり、調整もうまくできない。
お湯の温度が高すぎるのか、豆の挽き目が細かいのか、はたまたお湯の注ぎ方がよくないのか、抽出時間があってないのか、、
抽出のかなめが何処にあるのか分かっていません。

 

抽出がうまくいかず調整もできない。
そうなると困るのが、そもそも使っている豆ってどんな味なの?というのが分からなくなってしまうこと。
せっかくいい豆を買っても美味しい部分を見逃してしまうし、ハンドドリップしても目指す味わいが何なのか分からなくなってしまいます。

そんな私の救世主がフレンチプレス先生です。

フレンチプレスのいいところは、どんな豆もだいたい美味しく淹れられるところ。
豆をハンドドリップのときよりも粗く挽き、お湯を注いで3~4分待つだけ。
味の調整もお湯につけておく時間を変えるだけです。
片づけが少々手間な点を除けば、これ以上ないくらい簡単に抽出できます。

ハリオやカリタのドリッパーを使う場合、90点以上の味わいを狙うことができる一方、下手すると50点以下になりかねない。
でもフレンチプレスなら平均75点を安定してとれる。
そんなイメージを持っています。

 

最近は深煎り豆をハンドドリップして、どーしてもうまくいかない、本当に美味しい豆なのか分からない、本当にこの豆と付き合ってていいのだろうか、と悩んでしまった時に、フレンチプレスを頼っています。
一度フレンチプレスで抽出したコーヒーを飲むことで、「ああ、やっぱりこの豆は美味しんだ」、「豆の紹介に書かれていた香りや味わいが確かに感じられる」と豆への信頼を取り戻し、どうやったらこの味に近づくか考えることができるようになります。
いわば、フレンチプレスは私の心の支えなんです(笑)

 

フレンチプレスはベーシックな使い方しかしていないので、もっと使い倒したいところ。
ただ、当面は深煎り豆を上手に淹れることが重要課題。
もうしばらくの間、フレンチプレスには私を支える最後の砦(?)となってもらうことにします。

 

話のついでに、過去の深煎り抽出の記事も紹介。
失敗談が多いですが、参考になれば幸いです。
また、深煎り豆を美味しく淹れるコツなどあればコメントなどで教えていただけると嬉しいです。

oishi-coffee-life.hatenadiary.com

 

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