Coffee Roasters BROENIEさんで購入したグアテマラ ペーニャ・ロハ。
おいしく淹れるために試行錯誤した様子を記事にしました。
記事の最後には、参考のために使用したレシピを載せています。
グアテマラ ペーニャ・ロハとはどんな豆?
愛知県名古屋市にあるCoffee Roasters BROENIEさんというコーヒー豆屋さんで買ってきた豆です。
こちらのお店ではコーヒー豆を酸味系、苦み系、中間の3つに分類して、お客さんの好みの味を選びやすくしてくれています。
グアテマラ ペーニャ・ロハは中間に分類されており、酸味と苦みをバランスよく味わうことができるそうです。
ちなみに、名前にあるペーニャ・ロハとは、小規模のコーヒー生産者で形成された組合の名前。
焙煎度合いは中煎りで、お店の紹介によると、
口に含むと果実の香りを感じ、フルーツを思わせるフレーバーが特徴的です。
とのこと。
また、この豆はウエウエテナンゴという、なんともリズミカルな名前の地域で生産されたものなのですが、この地域はカップ・オブ・エクセレンス(略称はCOE)というコーヒー豆の品評会でよく入賞する、人気の高い生産地なんだとか。
グアテマラの豆は初めて頂くので、どんな味か楽しみです!
こちらの豆はネットから購入することもできます。
余談ですが、Coffee Roasters BROENIEさんの豆の袋、なんと底が透明なんです!
しっかり密閉しつつ豆の様子も見られる、コーヒーファンにはたまらない心遣いがとてもうれしいです。
私は初めて見たのですが、こういう袋って一般的なんでしょうか?
抽出してみた
豆が中煎りなので淹れ方に迷いますが、今回はバリスタの井崎英典さんの3投式レシピを使って味を確かめてみます。
このレシピのポイントをざっくり説明すると以下の通り。
①お湯100gに対して豆6~8gを使用
②お湯を20:20:60の分量で3回に分けて注ぐ
③蒸らしの時間を60秒とって成分を余すところなく抽出する
このときは久しぶりに3投式レシピを使ったのですが、一つ大きなミスをしてしまいました。
レシピ通りならお湯の分量は20:20:60なのですが、間違えて10:10:80で淹れてしまいました、、
ミスの原因は、メモの書き間違え。
私はコーヒーを淹れるとき、使うレシピをメモに書きだして、それを見ながら抽出しています。
直近で似たようなレシピを使ったときは、そのときのメモを真似して書くのですがそれがマズかったのです。
今回は200g抽出したのですが、まねたメモは100g分抽出した時のもの。
当然抽出のお湯の量も半分。
分量が間違っているのに気づいたのはコーヒーを淹れている途中でした。
なんとなく流れでメモを書いて、中身を確認せずに抽出を始めてしまったのが良くなかったな~と反省、、
とはいえ、コーヒーの抽出が破綻するほどのミスではないはず(?)なので、出来上がりを楽しみに待つことにしました。
お味はいかが?
抽出中、特に蒸らしの時、コーヒーからチェリーのような香りが漂っていました。
お店の紹介に合ったフルーツを思わせるフレーバー、というのはコレのこと?
抽出が終わり、淹れたてのコーヒーの香りをかいでみると、甘いような酸味のような、少しアルコールっぽさを含んだ香りを感じました。
一口飲んでみると、最初に苦みと甘みのあるチョコレートのような味を感じました。
グアテマラのコーヒーの味はチョコレートに例えられることが多いですが、これを飲んで納得しました。
最初の風味に口が慣れてくると、酸味も程よく感じられるように。
お店の分類通り、苦み、酸味、甘みのバランスが取れたコーヒーだな~という印象です。
レシピを間違えてしまいましたが、怪我の功名、美味しいコーヒーになったようでよかったです。
飲んでいる途中、この味、どこかで味わったことがあるような?と既視感(?)を覚えました。
自分の記憶を手繰り寄せて、、ああ、カルディで買ったブレンドの豆も似たような酸味を持っていたな、と気づきました。
グアテマラはブレンドのベースになることが多いそうなので、私が気づかないうちに何度もグアテマラを味わっていたのかもしれません。
振り返り
Coffee Roasters BROENIEさんで購入したグアテマラ ペーニャ・ロハを抽出してみました。
ちょっとしたミスもありましたが、苦みと酸味のバランスが取れた美味しいコーヒーを淹れることができました。
飲んでみて、酸味を強くする、苦みを引き立てる、甘みを際立たせる、どの方向に調整しても美味しくなりそうだな~という印象を持ちました。
どんな味わいを目指すか悩ましい限りです笑
いろいろな淹れ方を試してみて、しっくりくるレシピを探してみようと思います。
今回のレシピ
使用する器具
- ドリッパー カリタ 3つ穴
- ペーパーフィルター
- ドリップポット 山善 ドリップケトル
- コーヒーサーバー
- コーヒーミル タイムモアC2
材料
- コーヒー豆 16g 中粗挽き(コーヒーミルのつまみを26回操作)
- お湯 92度で200g
レシピ
- ドリッパーにフィルターをのせ、サーバーにセット
- 挽いた豆をドリッパーに入れる
- タイマーをスタートし、お湯を20g注ぎ、お湯と粉が触れ合うようドリッパーを3回ほどゆする
- 60秒経過したら、お湯を40gまで注ぐ
- 120秒経過したら、お湯を200gまで注ぎ、お湯と粉が触れ合うようドリッパーを3回ほどゆする
- お湯が落ち切ったら抽出完了!
抽出時間の目安は3分~3分30秒です
※本来は1投目で40g、2投目で80gまでお湯を注ぐのが正しいレシピですが、私がミスしたレシピでも美味しかったので、それをそのまま載せています。