倶楽部ゴールドブレンドをおいしく淹れたい①

珈琲倶楽部さんで販売している「倶楽部ゴールドブレンド」をおいしく淹れるために試行錯誤した様子を記事にしました。

参考までに、今回私がおいしいと思ったレシピも記載しています。

ちなみに、この豆は私が以前に訪れた喫茶店で購入したものです。

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倶楽部ゴールドブレンドとは?

この豆は珈琲倶楽部という喫茶店で販売されています。
店内で提供されている倶楽部ブレンドというコーヒーに使われているそうです。(私は店内で飲んだコーヒーが美味しかったので、つい豆も買ってしまいました)

豆の生産国は明記されていないため、詳しくは分かりません。ただ、倶楽部ブレンドの説明に

コロンビアでスプレモを主として苦味・甘味をバランスよくブレンドしたオリジナル。

と書かれており、コロンビア スプレモを中心としたブレンドのようです。

焙煎度合も明記されていませんが、見た目では深煎りのようです。フルシティローストくらいでしょうか。

焙煎は豆を購入したタイミングで行ってもらえるので、煎りたての豆をいただくことができます。
ちなみに、豆を買うとコーヒーを1杯サービスしていただけます。

いつも使う淹れ方を試す

いつもなら焙煎から1週間ほど置いてからコーヒーを飲んでいますが、早くコーヒーを楽しみたいあまり我慢できませんでした笑。この時は焙煎から2日しか経っていませんでしたが、早速飲んでみることに。

まずは味を確かめるため、いつも使うレシピ(豆は中挽で16g、お湯は90度で210g)で淹れてみます。どんなコーヒーでしょうか?

お湯はなるべく中央に注ぎ、蒸らしで膨らんだコーヒー粉を崩さないように。
深煎りのため蒸らしのおゆでコーヒー粉がモコっと膨らんでいきます。つい、抽出を忘れて眺めてしまいそうです笑

そんなこんなで抽出完了。
淹れたコーヒーからは深い苦味と甘みを含んだ香りが感じられます。特に苦味が強く、中毒性のありそうな匂いがしています。

さて、味は、、、

苦い。かなり苦いです。雑味っぽさもあり飲むにはきつい苦味になってしまいました、、

茶店で飲んだ時は嫌な苦味ではなく、美味しさが感じられる苦味でした。
このやり方では私が飲みたい味を出せそうにありません。

ちょっと淹れ方を変えてみる

先ほどの淹れ方では苦味がきつかったので、抽出を抑える方向で調整してみます。

まずはお湯の温度。調べたところ、深煎りの豆の場合はお湯の温度は低めがいいそうです。

そしてお湯の注ぎ方。先ほどはお湯の中央にお湯を注ぐようにしました。これだと中央のコーヒー粉にしかお湯がかからず過抽出気味になりやすいです。そこでお湯を粉全体にかけるようにしてみます。

今回は焙煎から1週間ほど経ったタイミングで抽出しました。

※レシピの詳細は最後に記載

調整したレシピの味は?

まずは香り。苦味の中から何かツンとしたものを感じます。

飲んでみると、、

深い苦味を感じます。とはいえ嫌な苦味ではなく、純粋なコーヒーの苦味です。
茶店で飲んだコーヒーの味と近いです。

しかし、コーヒーを飲みこむと喉にイガイガした感覚が。若干飲みにくさを感じてしまいます。

まとめ

倶楽部ゴールドブレンドを私がいつも使うレシピで抽出してみました。

今回のレシピでは苦味が強調された味わいを出せましたが、苦味が好きでない人には飲みにくい味ではないかなと思います。

ただ、焙煎から1週間ほどで飲みましたが、まだ飲み頃ではなかった可能性もあります。
時間をおいてから同じレシピで抽出すると味わいが変わるかもしれません。

今回のレシピ

器具
  • ドリッパー(ハリオ V60)
  • サーバー
  • ドリップケトル(珈琲考具 ワンドリップポッドPro)
  • コーヒーミル(ハリオ コーヒーミル・セラミックスリム)
材料
  • コーヒー豆 16g 中挽(ミルのつまみを12回カチカチした)
  • お湯 85度で210g
レシピ
  1. ドリッパーにペーパーをセットし、挽いた豆を入れる
  2. タイマーをスタートしたら、お湯を40gまで注ぐ
    粉全体に丁寧に回しかけるようにしました
  3. スタートから40秒経過したら、お湯を90gまで丁寧に回しかける
    お湯は粉の中央から10円玉ぐらいの範囲にかけました
  4. スタートから70秒経過したら、お湯を150gまで勢いよく回しかける
    お湯をドリッパーの端っこまで、粉全体にかかるように注ぎました
  5. スタートから100秒経過したら、お湯を210gまで勢いよく回しかる
    3投目と同様に注ぎました
  6. お湯がドリッパーから落ち切ったら完成
    2分30秒くらいで落ち切るようにしました