鳥居松珈琲焙煎所で購入したインドネシア マンデリン ビンタンリマ。
おいしく淹れるために試行錯誤した様子を記事にしました。
記事の最後には、参考のために使用したレシピを載せています。
以前に抽出した時の記事もあります。
oishi-coffee-life.hatenadiary.com
使用する豆
名前
価格
鳥居松珈琲焙煎所で購入。
100g 820円
産地
焙煎度合
不明
(お店の人はフルシティローストといっていたような、、うろ覚えですみません、、)
焙煎からの経過日数
不明(焙煎日を聞き忘れていました、、)
味の説明
なし
(購入先では特にポップなどがなかったため)
今回の抽出の狙い
今回はフレンチプレスを使って抽出を行ってみます。
なぜフレンチプレスなのか。
、、特に意味はないです笑
ただ、私はフレンチプレスは安定して美味しいコーヒーを出すことに向いている器具だと考えています。
深煎り豆の抽出に苦手意識のある私にとって、フレンチプレスは失敗しにくい秘密兵器なのです。
あと、フレンチプレスっていうと、深煎りの豆をじっくり抽出して濃いめのコーヒーをだすイメージがありませんか?
なんとなくテンションがあがる、というのもポイント。
結局のところ、フレンチプレスを使うのは個人の好みです。
抽出してみた
フレンチプレスの基本的な淹れ方は粉を入れてお湯を注ぎ、3~4分待ってプレス。
とてもシンプルです。
ただ、使うお湯は沸かしたてか少し冷ますか、コーヒー粉の蒸らしを行うか否か、お湯を注いだ後お湯をかき混ぜるかそっとしておくか、と細かい部分は人によって違います。
私もどれがいいのか結構悩みます。
具体的なレシピは記事の最後を見ていただきたいですが、手間が少ないようにやることを基本方針としています。
というのも、フレンチプレスは抽出後の片づけの際、コーヒー粉を取り出したり、フィルターの網目を洗ったりと少し手間がかかってしまいます。
なるべくほかの粗いものを増やしたくない、という気持ちから、余計な道具を使いたくないのです。
そう、面倒なのが嫌なだけなんです!
さて、お味は?
お湯を注いでボーっとしているうちにコーヒーが出来上がりました。
抽出液からは深い苦みのある香りがしています。
カップに注いでみると、コーヒーの色は思ったよりも濃くないようです。
抽出で出てきた油や泡も一緒に注がれるのはフレンチプレス特有な感じでいいですね。
では、ひと口。
香りから予想できる通り、口に入れるとしっかりした苦みを感じます。
以前ハンドドリップした時よりも苦みが強めかな。
苦いとはいえ、雑味やエグみはなく飲みやすいです。
苦みに口が慣れてくると、リンゴのような甘みが顔を出してきました。
苦みの中から果実味が表れてくるなんて、不思議な感覚です。
甘さは後味としてもしっかり残り、長く余韻を残します。
パンチ力、満足感のあるコーヒー、といった印象です。
フレンチプレスはコーヒー粉にお湯をずっとつけているので、直感的には濃いコーヒーに仕上がりそうな気がします。
ところが、ドリッパーを使う抽出方法と比べると、コーヒー成分の抽出効率は弱めなんだとか。
コーヒーを飲みながら、人間の感覚にそぐわない仕上がり方(と、私は思っています)もフレンチプレスの魅力なのかな~、なんてことを考えてました。
振り返り
フレンチプレスを使ってインドネシア マンデリン ビンタンリマを抽出しました。
しっかりとした苦みとリンゴのような甘みのある、力強いコーヒーに仕上がったと思います。
これまで、アーシーと呼ばれる風味にしり込みしてマンデリンに手を出していませんでしたが、なかなか癖になりそうな味が良かったです。
ハンドドリップだと美味しくできないな~という人は、フレンチプレスを使ってみるといいかもしれません。
今回のレシピ
使用する器具
- ドリップポット 山善 ドリップケトル
- フレンチプレス メリタ フレンチプレス スタンダード
- コーヒーミル タイムモアC2
材料
- コーヒー豆 8g 粗びき(コーヒーミルのつまみを32回操作)
- お湯 88度で100g
レシピ
- フレンチプレスの容器に引いたコーヒー豆を入れる
- 粉全体が占めるくらいのお湯を注ぎ、お湯が粉と触れ合うよう少しだけゆする
- ゆすったらタイマーをスタートし30秒蒸らす
- スタートから30秒経ったら、100gまでお湯を注ぎ、粉とお湯が触れ合うように少しだけゆする
- スタートから270秒経ったら、フレンチプレスのフィルターをゆっくり下す。
- フィルターを下ろしたらカップに注いで抽出完了!
容器にお湯を入れておくと時間が経つにつれてどんどん濃くなってしまうので、ほかの容器に移すといいです。