深煎り豆を美味しく淹れられた! 塾長式レシピの紹介

深煎り豆を美味しく淹れられたレシピの紹介です。

私がハンドドリップでコーヒーを淹れるようになってから、何冊か書籍を購入しそちらのレシピを参考にしていました。

  • 「全人類に提唱したい世界一手軽な贅沢 おいしいコーヒーライフ入門」(KADOKAWA)の石井流ハンドドリップ術
  • 「図解コーヒー1年生」(サンクチュアリ出版)の46メソッド
  • 「ワールド・バリスタ・チャンピオンが教える 世界一美味しいコーヒーの淹れ方」(ダイヤモンド社)の3投式レシピ

それまでなんとな~くコーヒー豆にお湯をかけていましたが、美味しいのかどうかよく分からないコーヒーばかりが出来上がっていました。
しかし、先人が知恵を絞って作り出したレシピをもとに淹れるとあら不思議!
同じ道具と材料を使っているのに断然美味しくなります。
これからコーヒーを淹れてみたいと思う人がいたら、ぜひ書籍などで具体的なレシピやコツを知ってほしいです。

さて、美味しい淹れ方を知った私ですが、大きな壁にぶつかります。
深煎りの豆だと、どうも過抽出(コーヒーの成分を抽出しすぎるあまり、雑味やエグみなど美味しくない成分まで取り出してしまうこと)になってしまいます。

何度もレシピのポイントを確認し、お湯の温度や豆の挽き方を変えてみますが、なかなかうまくいかないんです。

私が思うに、これらのレシピは浅煎りから中煎り向けに調整されていることが影響していそうです。
というのも、コーヒー豆は深煎りになるほど成分がお湯に溶け出しやすくなる一方、浅煎りは溶け出しにくい特徴があります。
今まで抽出をしてきた感覚から、浅煎りコーヒーを淹れるときは抽出力高めのレシピになっていることが多く、それをそのまま深煎り豆に使ってしまうと苦すぎて飲めなくなってしまいます。

 

レシピの調整だけではどうにもうまくいかなかったので、ネットで調べてみるとこちらの動画を見つけました。


www.youtube.com

「トモヤの珈琲塾」というYoutubeチャンネルで紹介されているレシピです。
具体的なレシピは動画を見ていただきたいのですが、このレシピの特徴は蒸らしの後お湯を1投で注ぐ、というものです。
ドリッパーの真ん中めがけてお湯をゆっくり注いでいくのは、まるでネルドリップのよう。
ドリッパーを手に持ってお湯を注ぐとより楽しいです(笑)

肝心の味ですが、これまで苦すぎたり雑味が出たり、ということがなく、酸味や甘みのバランスの取れた美味しいコーヒーが入れられるようになりました!

今まで上手くいかなかったのが嘘のようです。

このレシピではサーバー内のお湯の量を気にしながらお湯を狙った場所に注ぐ必要があるので、ある程度コーヒー抽出に慣れていないと難しい淹れ方ではあります。
とはいえ、手順がシンプルなので、何度か練習すれば同じように抽出できるようになると思います。

 

あくまで私が抽出した場合上手くいった、ということなので、すべての人に当てはまるかどうかは分かりません。
また、冒頭で紹介したレシピで深煎りも美味しく淹れられる方がいたら、ぜひレシピやコツなど教えていただきたいです。