エチオピアイルガチャフイをおいしく淹れたい③

コーヒーローストさんで購入したエチオピア イルガチャフイ。
おいしく淹れるために試行錯誤した様子を記事にしました。

記事の最後には、参考のために使用したレシピを載せています。

前回の記事はこちらです。

oishi-coffee-life.hatenadiary.com

今回の方針

今回は「世界一おいしいコーヒーの淹れ方」という本で紹介されていレシピを使って抽出してみます。

こちらのレシピではお湯を3回に分けて注ぎます。
特徴的なのが、1投目、2投目、3投目の間隔を長めにとること。
実際の抽出時間に対して、コーヒー粉とお湯が触れている時間は短めになります。

これまで試したレシピでは酸味の効いたおいしいコーヒーが淹れられました。

今回のレシピでもうまく抽出できるでしょうか。

ちなみに、参考にした本はこちらです。

抽出してみた

このレシピでは、豆が18gの中粗挽きに対してお湯は94度で300g使用しました。

抽出時間は3分15秒ほど。
3分30秒を狙っていたので、豆の挽き方をもう少し細かくしても良かったかもしれません。

抽出したコーヒーからは、甘みを含んだ酸味の香りがします。

では、コーヒの味は?
口に入れると甘みのある酸味を感じます。
まさに香り通りの味わい、といったところでしょうか。
レモンティーのような爽やかな酸味といった雰囲気はあまりなく、少し感じる苦味も相まってグレープフルーツのような風味です。
また、コーヒーの温度が下がってくると酸味が際立つようになりました。

46メソッドの時は紅茶のような味わいでしたが、今回は少しコーヒーっぽさが強まったかな、という印象です。

コーヒーを飲んで感じたのですが、温度が低い方が酸味が強くなるようです。
もしかしたら、酸味を際立たせたいなら抽出温度を少し低めにするのもありかも?

ここまでの振り返り

「世界一おいしいコーヒーの淹れ方」で紹介されているレシピを使ってエチオピアイルガチャフイを抽出してみました。

酸味だけでなく甘味も感じられる、まろやかなコーヒーが抽出できたと思います。

前回抽出した時のような、レモンティーのような酸味は出せませんでした。
しかし、酸味と甘味のバランスがとれたコーヒーを淹れるなら、こちらのレシピが向いていると思います。

今回のレシピ

使用する器具
  • ドリッパー V60
  • ペーパーフィルター
  • ドリップポット 山善 ドリップケトル
  • コーヒーサーバー 
材料
  • コーヒー豆 18g 粗びき(コーヒーミルのつまみを30回操作)
  • お湯 94度で300g
レシピ
  1. ドリッパーにフィルターをのせ、サーバーにセット。
    フィルターにお湯を行き渡らせるようにまわしかける。
  2. お湯が落ちたら、挽いた豆をドリッパーに入れる。
  3. タイマーをスタートさせ、60gまで15秒で丁寧に注ぐ。
    その後、ドリッパーを3回ゆする。
  4. スタートから60秒経過したら、120gまで10秒で早く注ぐ。
  5. スタートから120秒経過したら、300gまで30秒で早く注ぐ。
    その後、ドリッパーを3回ゆする。
  6. お湯が全てサーバーに落ち切ったら抽出終了。
  7. 抽出時間の目安は3分〜3分30秒です。