ブラジルショコラをおいしく淹れたい②

珈琲問屋さんで購入した、ブラジルショコラというコーヒー豆を豆を美味しく淹れるために試行錯誤した様子を記事にしています。

記事の最後には、参考までに試してみたレシピを載せています。

前回の記事はこちらです。

oishi-coffee-life.hatenadiary.com

 

今回の抽出方針

今回はバリスタの井崎英典さんが「世界一美味しいコーヒーの淹れ方」で紹介しているレシピを試してみようと思います。

本では、濃度感と苦味・酸味の度合いによって5種類のレシピが紹介されています。
この中から良さそうなものを使っていきま

高濃度・酸味強めのレシピで抽出してみた

焙煎から10日経ったタイミングで抽出を行いました。

まずは、濃度感があり酸味が際立つレシピを試してみます。

濃度感を出すために豆は中細挽きがいいとのことだったので、タイムモアC2でつまみを20回操作にしました。
ちなみに、Grind size analyzerというアプリで粒度を測定したところ、中央値が大体855μmでした。
私は大抵1000μm前後の粒度で挽くため、この数値はかなり細かい方かなと思います。

対してお湯の温度は95度と高め。

実際にレシピに沿って抽出してみると、予想よりお湯の落ち方がゆっくり。
抽出完了までに3分50秒かかりました。(目標は3分から3分30秒としていました)

 

抽出したコーヒーからは酸味と甘みが感じられる香りがします。

さて、味の方は、、

口に入れると、ぐっと酸味が感じられ、後味に甘みが残っていきます。
前回試した46メソッドのコーヒーよりも酸味と甘みが際立っている印象です。
飲んだ後には口の中にクリーミーな食感が残りました。

低濃度・酸味強めのレシピで抽出してみた

次は、少し濃度を下げたレシピを試してみます。

挽き具合少し粗くするため、ミルのつまみを22回操作に変更。
さらに、お湯の温度を94度に下げます。

抽出のやり方は同じまま。
さて、どうでしょうか、、

コーヒーの香りからは甘みを感じられる一方、苦みや酸味はあまり感じられません。

では、飲んでみると、、

かなり酸味が際立っています。濃度感は低めなのであっさりとした酸味です。
後味には香ばしい甘さが残ります。
私にとってかなり好みの味になりました。

このレシピは記事の最後に記載しています。

まとめ

ブラジルショコラをバリスタの井崎英典さんが紹介しているレシピで抽出してみました。

粉の粒度を細かめに設定したこともあり、濃度感が高めでしっかりと酸味が感じられるコーヒーになりました。
酸味が好きな人にはお勧めできるレシピかなと思います。

次回は、また別のレシピを試してみたいと思います。

今回のレシピ

器具
  • ドリッパー(ハリオ V60)
  • サーバー
  • ドリップケトル(山善 ドリップケトル)
  • コーヒーミル(タイムモアC2)
材料
  • コーヒー豆 18g 中挽き(ミルのつまみを22回カチカチした)
  • お湯 94度で300g
レシピ
  1. ドリッパーにペーパーをセットし、挽いた豆を入れる
  2. タイマーをスタートしたら、お湯を60gまで15秒ほどかけて注ぎ、3回ドリッパーをスピンする
  3. スタートから60秒経過したら、お湯を120gまで10秒ほどかけて注ぐ
  4. スタートから120秒経過したら、お湯を300gまで30秒ほどかけて注ぎ、3回ドリッパーをスピンする
  5. お湯がドリッパーから落ち切ったら完成
    3分30秒くらいで落ち切るようにしました