MUGENドリッパーで1投抽出! 坂之下ブレンド珈琲を淹れてみた

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坂之下珈琲店さんで購入した坂之下ブレンド珈琲。
こちらの豆を美味しく淹れるために試行錯誤した様子を記事にしました。

記事の最後には、参考のために使用したレシピを載せています。

前回の記事はこちらです。

oishi-coffee-life.hatenadiary.com

使用する豆

名前

坂之下ブレンド珈琲

価格

880円/200g

産地

ブラジル、コロンビアが中心
そのほかベトナムやインドネシアなどを使用

焙煎度合

不明(見た目は中深煎りっぽい)

焙煎からの経過日数

1か月(購入した時に焙煎していたようなので購入日からの日数とした)
※1か月冷凍庫で保存していました

味の説明

私がお店でいただいたときの印象は酸味が特徴的だと感じました。
酸味の雰囲気からミルクとの相性がよさそうな気がしたことから、この豆でカフェオレを作ったら美味しいのではと思い購入しました。

今回の抽出の狙い

今回はハリオのMUGENドリッパーを使って抽出をしてみます。
MUGENドリッパーは抽出に使うお湯を1度に注いで抽出(1投式と呼ぶことにします)するように設計されたドリッパーです。

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1投式の抽出方法は、複数回お湯を注ぐ抽出方法と比べて、お湯とコーヒー豆が触れ合っている時間が長くなります。
そのため、コーヒー豆にお湯を注いで抽出する透過式でありながら、フレンチプレスのような浸漬式にも近い抽出が可能です。

浸漬式は透過式に比べてコーヒー豆の成分を溶かしだす力が弱めらしいのですが、逆に言えば抽出しすぎて濃いコーヒーになってしまうことを防いでくれます。
深煎り豆は一般的にコーヒー成分が溶けだしやすい傾向があるので、MUGENドリッパーを使って抽出するのに向いているんじゃないかな~と思い、今回試してみました。

私は深煎り豆の抽出が苦手で、過抽出により濃くなりすぎることがしばしば。
この抽出で美味しく淹れることができたら、今後の深煎り豆での抽出に希望が見えてきそうです笑

抽出してみた

使用するレシピはMUGENドリッパーの説明書に書かれているものを使用します。
コーヒー豆20gに対し、お湯は240gです。
コーヒー豆の挽き目は、お湯抜けの速度が速くならないよう中細挽きにします。

豆を細かく挽くとお湯と粉が触れ合う面積が増えて抽出効率が高くなるため、深煎り豆を使うときはなるべく粗めに挽くようにしていました。
しかし、1投式ではお湯によってコーヒー豆がかき混ぜられることが少ないため、細かく挽いても成分の抽出が促進されにくいと予想しました。
また、豆を粗めにしてお湯が早く抜けてしまうと十分にコーヒーの成分が溶けださない可能性もあります。
そのため、お湯とコーヒー豆が触れ合う時間を確保することを優先して挽き目を設定してみよう、と考えました。

はたして上手くいくでしょうか?

 

淹れたてのコーヒーからはしっかりした苦みのある香りがします。
少し甘みも含まれているかな。

見たところコーヒーの色は濃いめですが、過抽出になっていないか心配です。

では、ひと口。

口に入れるとしっかりした苦みを感じます。
甘みも際立っており、香りから期待していた通りの味わいです。

浸漬式に近いので濃度感は低めかな、と予想していたのですが、思っていた以上に味が濃いです。
濃度感は高いですが雑味っぽさがなく、美味しい部分だけがうまく抽出できたようです。

簡単な抽出方法にも関わらず、ここまで美味しいコーヒーが淹れられるとは驚きでした。

振り返り

坂之下ブレンド珈琲をハリオのMUGENドリッパーを使って抽出してみました。
苦みの効いた濃厚なコーヒーに仕上がったと思います。

手軽に濃くて美味しいコーヒーを淹れることができたので、MUGENドリッパーは時間のない朝にピッタリの抽出器具ではないかと思いました。

また、MUGENドリッパーに限りませんが、1投式の淹れ方は深煎り豆の良さを引き出しやすいように感じました。
1投式の器具やレシピについてもっと深堀するのもよさそうです。

今回のレシピ

使用する器具
  • ドリッパー ハリオ MUGEN
  • ペーパーフィルター
  • ドリップポット 山善 ドリップケトル
  • コーヒーサーバー
  • コーヒーミル タイムモアC2
材料
  • コーヒー豆 20g 中細びき(コーヒーミルのつまみを26回操作)
  • お湯 90度で240g
    ※MUGENドリッパーの説明書には耐熱温度が90度と書かれています。
     抽出中は多少温度が下がりますが、念のため90度を超えないようにしています。
     90度以上で抽出するレシピでも大丈夫なのか気になるところです、、

レシピ
  1. ドリッパーにフィルターをのせ、サーバーにセット
    フィルターにお湯を行き渡らせるようにまわしかける
    ドリッパーとフィルターをピタッとくっつけるのが結構難しいので注意
    ドリッパーをミシン目より少し内側でおるといいらしいです。
  2. お湯が落ちたら、挽いた豆をドリッパーに入れる
  3. タイマーをスタートし、お湯を240g注ぐ
    私はだいたい40秒で注ぎ切るくらいのスピードでした
  4. お湯が落ち切ったら抽出完了!
    今回のレシピの場合、抽出時間の目安は1分30秒です。