念願のフレンチプレスを購入

前からフレンチプレスが欲しかったので、ついに購入。

ハンドドリップ用のドリッパーしか手元になく、たまに別の抽出方法をやってみたくなる時があります。
私の中ではフレンチプレスが一番お手軽で、どんなコーヒー豆でも美味しく淹れられるんじゃないかな~と思っています。

今回フレンチプレスを選ぶうえで、私なりのポイントが3つありました。

①値段が高すぎない

②見た目がおしゃれ

③本体と取っ手部分が一体になっている

 

フレンチプレスは週1回くらいのペースで使うつもりなので、あまり高いものだと十分に使いきれない気がしたため値段は抑え目。

とはいえ、気分を盛り上げたいのでプラスチックぽい感じではなく、ガラスや金属質なものがいいな~。

ポイント③はお手入れの観点。
実家にもフレンチプレスがあり、こちらはガラスでできたビーカーをプラスチックの取っ手付きカバーに入れて使うようになっています。
一見問題なさそうなのですが、ビーカーがカバーから外れないか心配なのです。

というのも、以前別のフレンチプレスを洗った後、水を切るためにビーカーを下に向けて軽く振ったとき、ビーカーがカバーから抜け床にたたきつけられて砕け散ってしまった、という苦い経験が、、
気を付けて扱えばいいのですが、うっかり同じことをしてしまいそうな気がして怖いのです。
なので、最初からビーカーと取っ手が一体になっていればいいんじゃないかな~、なんてことを考えて、商品選びのポイントにしました。

3つのポイントをもとにお店の売り場を行ったり来たり、ネットショッピングサイトとにらめっこして選んだのが、、

メリタのフレンチプレスです。

実はメリタの商品を見たのはこれが初めて。
シンプルで機能的にもなんかよさそうなのが気に入りました。

メリタというと、1つ穴のドリッパーであるアロマフィルターも作っています。
こっちも前から気になっており、機会があれば使ってみたいところ。

買ってきたフレンチプレス、早速使ってみることに。
家にあった、インドネシア マンデリンを抽出しました。

器具の説明書には推奨の抽出レシピアは書いていなかったようなので(英語その他の言語で日本語の記載はなし)、粉にお湯をかけて4分待つやり方にしました。

できたてのコーヒーをカップにそそぐと、泡や油も一緒に流れてきました。
ハンドドリップでは見られない光景。

しっかりした味わいになっているのに、雑味もなく意外と飲みやすい。
多少粉が混じってしまうのはご愛嬌、といったところでしょうか。

 

一般的にハンドドリップの抽出時間が大体3分くらいなのに対してフレンチプレスは4分くらい。
粉をお湯につけっぱなしなのに抽出時間が長く、それでいて味が濃すぎることはないのはなぜ?と不思議に思っていました。

最近読んだ本にその答えが載っていました。
というのも、フレンチプレス(抽出方法の分類では浸漬式)はお湯を注ぐやり方(こちらは透過式)に比べてコーヒーの成分がお湯に溶けだしにくいらしいのです。
細かい原理までは理解できていませんが、コーヒーをお湯につけただけではあまり味が出てこない、ということでしょう。

私の直感とは違った情報だったので結構な驚きでした。
コーヒーの成分を出すには注ぎや攪拌、流速といった条件も影響があるんですね。
1つ勉強になりました。

 

↓読んだのはこちらの本です。