デカフェハウスブレンドをおいしく淹れるために試行錯誤した様子を記事にしています。
記事の最後には、使用したレシピを載せています。
参考にしていただけたらと思います。
前回の記事はこちら。
oishi-coffee-life.hatenadiary.com
今回の方針
今回は井崎英典さんの著書「世界一美味しいコーヒーの淹れ方」で紹介されているレシピを使ってみようと思います。
このレシピの特徴として、蒸らし時間を1分とかなり長くとっていることが挙げられます。
これまでは雑味を引き出さないために蒸らし時間を短くしていました。
あえてこれまでの方針と逆のレシピでどうなるか試してみたいと思います。
その代わり、抽出具合のバランスを取るために、お湯の温度は85度と低めに設定。
吉と出るか凶と出るか、さて結果はいかに?
抽出する前に、、
これから抽出なのですが、その前に1つ。
この抽出を試したのは、コーヒー粉の購入から10日ほど経った頃。
一方、パッケージには1週間ほどで飲み切ってほしいと書かれており、すでに美味しいタイミングが過ぎつつあります。
その辺も頭の片隅に入れながら抽出と味見していこうと思います。
抽出してみた
まずは蒸らし。
お湯を注いでいきますが、コーヒー粉があまり膨らみません。
だいたい15秒くらいで蒸らし分のお湯を注ぎましたが、30秒もしないうちにお湯は落ち切ってしまいました。
粉が古くなったこと影響しているかもしれません。
レシピ本来の目的である、蒸らし時間を1分使う良さが引き出せていない気がします。
その後の抽出では、粉が十分に水を吸ったのかお湯の落ち方がゆっくりに。
結局、全体では4分ほどでお湯が落ち切り、抽出完了となりました。
お味の方は?
抽出液からは、苦みと甘みを感じる香りが漂っています。
さて、味のほうは、、
口に入れると、苦みとも甘みとも判断がつかない味がします。
はっきりとした味わいが感じられません。
さらに、若干のえぐみっぽさもあり飲みにくくなってしまいました、、
味を確かめるため、何度もゆっくり味わってみましたが、あまりおいしさを感じられませんでした。
この抽出ではあまりうまくいかなかったようです、、
ここまでの振り返り
「世界一美味しいコーヒーの淹れ方」で紹介されているレシピを使ってSTARBUCKSのデカフェハウスブレンドを抽出しました。
今回の条件では、抽出しすぎになってしまったようです、、
えぐみっぽさが出てしまい飲みにくさを感じたことから、やはり蒸らしや抽出にあまり時間をかけないほうがいいのではないかと思います。
次回の抽出でも、別のレシピを試していこうと思います。
今回のレシピ
使用する器具
- ドリッパー カリタ式3つ穴ドリッパー
→あっさりさせるならハリオV60のような流速のはやいドリッパーを使ってもいいと思います - ペーパーフィルター
- ドリップポット 山善 ドリップケトル
- コーヒーサーバー
材料
- コーヒー粉 16g
- お湯 85度で200g
お湯100gに対してコーヒー粉を8gにしています。
レシピ
- タイマーをスタートし、お湯を40gまでゆっくり注いだあと、ドリッパーを3回スピンさせる
- 開始から60秒たったら、お湯を80gまで注ぐ
- 開始から120秒たったら、お湯を200gまで注ぐ
- お湯がすべて落ちきったら抽出終了
今回の分量の場合、4分ほどで落ち切ります