46メソッドで味を調整 UCC GOLD SPECIAL PREMIUM シトラスチルを淹れてみた

スーパーで購入したUCC GOLD SPECIAL PREMIUM シトラスチル。
こちらの豆を美味しく淹れるために試行錯誤した様子を記事にしました。

記事の最後には、参考のために使用したレシピを載せています。

前回の記事はこちらです。

oishi-coffee-life.hatenadiary.com

使用する豆

名前

UCC GOLD SPECIAL PREMIUM シトラスチル

価格

648円税別/150g

産地

グアテマラ、タンザニア

焙煎度合

記載なし
見た目は浅煎りくらいかな?

焙煎からの経過日数

不明(賞味期限は購入日から9か月後でした)

味の説明

パッケージの説明より抜粋

レモンのような爽やかなシトラス感。余韻にはネーブルやオレンジを感じさせるやわらかな甘さを楽しめます。

今回の抽出の狙い

4:6メソッドと呼ばれるレシピをもとに、味のバランスを変化させてみます。
このレシピは、注ぐお湯のうち最初の2投の割合を変えることで、酸味と甘みのバランスを調整することができます。
今回は酸味寄りと甘み寄りの両方を試して、どのように味が変わるか確かめてみます。

前回、ベーシックな4:6メソッドで抽出を行ったときは、グレープフルーツやオレンジのような風味を感じました。
私の予想では、酸味を引き立てた方がコーヒーの爽やかさがより際立ち、コーヒー豆の良さを引きだせるのではないか、と考えています。

果たして、どうなるでしょうか?

抽出してみた

ここでは2通りのレシピを試します。
使用するコーヒー豆の量と挽き目、お湯の温度と量、お湯を注ぐ回数はどちらも同じにしています。
具体的な内容は記事の最後で紹介します。

酸味を引き立てた場合

抽出のやり方

抽出はお湯を5回に分けて注ぎます。
1投目を少し多めに、その分2投目を少なく注ぎ、3~5投は同量ずつ注ぎました。

まんべんなくお湯を注ぐことを意識した以外は、特別なことはしていません。

見た目や香り

少し濁り?があるものの、濃すぎず薄すぎずといった色味の仕上がり。
コーヒーのほろ苦さや甘みの中に、オレンジを連想する甘みと爽やかな酸味をイメージする香りでした。

出来上がったコーヒーの味

ひと口飲んでみると、最初に渋みや苦味を感じました。
特に渋みははっきりと感じられ、後からいろんな風味が来るのですが、それらを上回ってしまいます。

もう一口飲んでみると、舌が慣れたのか渋みはあまり感じず、グレープフルーツのような酸味や、カラメルやオレンジのような甘みを感じました。
最初に感じた渋みがほかの風味となじんで、シトラスの雰囲気を引き出しているんじゃないかな~、と想像。
コーヒーが冷めてくると苦味が落ち着き、代わりに酸味を感じられるようになりました。
全体的に苦味が強めなのですが、酸味が効いているおかげなのか、爽やかな仕上がりに。
後味がすっきりしているので、かなり飲みやすい味でした。

甘みを引き立てた場合

抽出のやり方

酸味を引き立てる場合とは逆で、1投目を少し少なめに、その分2投目を多く注ぎ、3~5投は同量ずつ注ぎました。

抽出時の注意点も先ほどと同様です。

見た目や香り

出来上がったコーヒーはクリアな色合いで、薄すぎず濃すぎずといった様子。
オレンジを連想する甘みや酸味を感じました。
それだけでなく、コーヒーの香ばしさも感じられます。

出来上がったコーヒーの味

ひと口飲んでみると、強い渋みを感じました。
甘みや酸味といった味の要素があまり感じられず、ちょっと飲みにくいな、というのが正直な印象です。
何度か口に運んでいくうちに、甘みや酸味の存在を感じられるようになりましたが、渋みの方が強く、詳細な風味をつかみきれませんでした。

コーヒーが冷めてくると、渋みが落ち着いてきて飲みやすくなりました。
穏やかな甘味があり、ほんのりオレンジっぽい風味もあるようでした。
後味にも甘みが残り、コーヒーを飲みこんだ後も口の中に程よく残ります。

全体的に、コーヒーのいい風味が味わえなかったかな~、という印象。
単に淹れ方が良くなかったのか、それとも、甘みを引き出すレシピがあっていなかったのか、、
冷めてきたときに感じた甘みは悪くないですが、この豆の持ち味が活かしきれなかったかな、という気がしました。

振り返り

UCC GOLD SPECIAL PREMIUMを4:6メソッドの酸味、甘みを引き立てるレシピを使って抽出してみました。

酸味を引き立てると、苦味がありながら酸味の効いたすっきり爽やかなコーヒーになり、甘みを引き立てると、渋みが強めですが甘みのあるコーヒーに仕上がりました。
私としては、酸味を引き立てたレシピの方が、このコーヒー豆のテーマにより近い仕上がりになっているように思いました。

私が感じた傾向として、酸味を引き立てるとグレープフルーツやレモンの風味に近づき、甘みを引き立てるとオレンジの風味に近づくようでした。
ただ、どちらもお湯を注ぐ割合を変えただけで、細かい調整はしていません。
お湯の温度やコーヒー豆の挽き目の粗さなどを調整することで、よりおいしく淹れられると思います。

今回のレシピ

使用する器具
  • ドリッパー ハリオ V60
  • ペーパーフィルター
  • ドリップポット 山善 ドリップケトル
  • コーヒーサーバー
  • コーヒーミル タイムモアC2
材料
  • コーヒー豆 20g 中細びき(コーヒーミルのつまみを24回操作)
  • お湯 92度で300g
レシピ

①酸味寄りの場合

  1. ドリッパーにフィルターをのせ、サーバーにセット
    フィルターにお湯を行き渡らせるようにまわしかける
  2. お湯が落ちたら、挽いた豆をドリッパーに入れる
  3. タイマーをスタートし、お湯を70g注ぐ
  4. 45秒経ったら、お湯を120gまで注ぐ
  5. 90秒経ったら、お湯を180gまで注ぐ
  6. 130秒経ったら、お湯を240gまで注ぐ
  7. 160秒経ったら、お湯を300gまで注ぐ
  8. お湯が落ち切ったら抽出完了!

②甘み寄りの場合

  1. ドリッパーにフィルターをのせ、サーバーにセット
    フィルターにお湯を行き渡らせるようにまわしかける
  2. お湯が落ちたら、挽いた豆をドリッパーに入れる
  3. タイマーをスタートし、お湯を50g注ぐ
  4. 45秒経ったら、お湯を120gまで注ぐ
  5. 90秒経ったら、お湯を180gまで注ぐ
  6. 130秒経ったら、お湯を240gまで注ぐ
  7. 160秒経ったら、お湯を300gまで注ぐ
  8. お湯が落ち切ったら抽出完了!

今回はお湯の温度や挽き目は変えませんでしたが、目標とする味に合わせて調整することで、より良い風味が出せると思います。