2025年2月13日にNHKから放送された「あしたが変わるトリセツショー」
この日のテーマは”コーヒー”でした。
この放送を見て、初めて知ったこと、改めて気づいたことをまとめました。
放送内容やトリセツ(番組の内容をまとめたPDF資料)はNHKのホームページを見てください。
①コーヒーと健康
コーヒーの健康への効果は様々で、病気の予防、脂肪燃焼や美肌効果、認知機能の保護などなど。
コーヒーに含まれるポリフェノール(植物が持つ色素や苦みの成分のことだそう)であるクロロゲン酸の効果なんだとか。
コーヒーというとカフェインのイメージが強いように思われますが、クロロゲン酸は焙煎によってコーヒー豆の色合いや風味を醸成する成分に変わる、コーヒーの屋台骨ともいえる存在です。
覚醒作用だけでないコーヒーの効果を活かしていきたいと思いました。
②コーヒーの美味しい淹れ方
番組内ではUCCさんの協力のもと、抽出が進むとどんな味覚成分が出るか、ヒトの味覚による調査がありました。
調査によると、抽出前半は酸味が強く出て、抽出が進むにつれて苦み成分が出てくるようです。
私としては、これまで読んだ書籍や試したレシピの考え方とも一致しており、この結果に納得でした。
抽出の基礎となる知識といえるかもしれません。
この調査結果を踏まえ、バリスタの石谷貴之さんの抽出レシピも紹介されています。
ポイントをざっくりまとめると、抽出の前半で美味しい成分を取り出し、後半は抽出効率を落としていく、という感じでしょうか。
レシピについては、ホームページからトリセツをダウンロードしてみていただきたいです。
③料理を引き立てるコーヒーオイル
コーヒーを使った調味料も紹介されていました。
様々な料理に少しかけるだけで、味がレベルアップするのだとか。
番組内ではコンビニのお弁当やアイスにかけていました。
コーヒーとサラダ油だけで作れるようなので、こちらもぜひ試してみたいところ。
コーヒーといえば、フレーバーホイールに代表されるように複雑な風味を持っています。
コーヒーの香りの成分には様々な食材や料理に似た香りを多く含んでおり、これにより料理が持つ風味に似た成分を強められるのではないか、と考えられているようです。
コーヒーの持つ複雑な香りはそれだけで魅力的ですが、他の食材・料理と合わせればなお一層魅力を増すと言えそうです。
ちなみに、過去の放送では似たような万能調味料としてお酢が紹介されたこともあります。
コーヒーとは原理が異なるようですが、こちらも料理に少量かけるだけで味を引き立てる効果があるようです。
ぜひ、お試しください。
おまけ
番組内で、バリスタの石谷貴之さんとNHKのスタッフさんが同じ豆、同じ道具を使ってコーヒーを淹れ、どちらが美味しいか一般の人にアンケートをとる企画がありました。
石谷さんは前述のレシピ、NHKのスタッフさんは沸かしたてのお湯を一気に注ぐやり方で抽出。
バリスタのコーヒーが人気かと思いきや、意外なことにスタッフさんのコーヒーもそれなりに票をもらっていました。
もちろん、好みは人それぞれですから、それぞれのコーヒーの味の違いが刺さる人とそうでない人で別れたのかも。
とはいえ、必ずしもどちらが美味しいコーヒーだ、と結論付けられる結果にならなかったのは面白いなと思いました。
石谷さん曰く、スタッフさんのコーヒーは、抽出ごとにムラがあり、時々とても美味しくなったりするのでは、とのこと。
一方、石谷さんの淹れ方は再現度に優れており、安定して美味しいコーヒーが淹れられることがポイントだそう。
プロとしてお客さまにコーヒーを振る舞っていらっしゃるので、再現性の高さが大切なのは言うまでもありません。
それでも、素人のコーヒーでも美味しいと評価されることもあるのだと思えれば、自分で淹れたコーヒーを美味しいと思うのだっておかしいことじゃないんだ、と勇気づけられたように感じました。
ただの自己満足なのかもしれませんが笑