
これまでブログを書く際、”浅煎り”や”中煎り”のように、「煎る」という字を使っていました。
意味があったわけではなく、単にパソコンで変換するとこの字が出てきたから、というだけなんですが、、
”焙煎”という言葉もこちらの字を使うので、間違いではないんだろうな~、くらいに考えていたのですが、普段あまり「煎る」という字を見かけないような気もします。
どちらかというと「炒る」の方がなじみがあるような?
ん?どっちが正しいんだ???
正しい意味も知らずにブログを書くわけにはいかない!
ということで、ちゃんと調べてみることにしました。
国語辞典の説明
三省堂の新明解国語辞典第六版で調べると、説明はこの通り。
煎る
①豆・ギンナン・ゴマ・米など粒上の食品を器に入れて火にかけ、焦げすぎないように動かしながら、すぐ食べられる状態にする。
②味をつけた卵・豆腐などを器に入れて火にかけ、からからになるまで動かしながらほぐす
(表記)「炒る・熬る」とも書く。
煎る、というのは食べ物を器に入れて焦げないよう動かしながら火にかけることのようです。
ただ、国語辞典では「煎る」と「炒る」を区別していないようでした。
漢和辞典の説明
漢字そのもの意味も比較してみます。
新漢語林第二版の説明はこの通り
煎(いる)
㋐煮詰める。火にかけ溶かして練る。
㋑せんじる。「煎茶」炒(いる)
土鍋などであぶりこがす。
ちなみに、”せんじる”を国語辞典で調べると、「薬草などを煮、その成分をにじみ出させる」という意味だそう。
調べた内容をもとに「煎る」「炒る」を比較すると、「煎る」は火にかけて成分を凝縮させる意味合いがある一方、「炒る」は単に火にかけるという意味合いが強そう。
コーヒーの場合、火にかけることでコーヒーの構造や成分を変化させ、お湯に溶けやすくしているので、「煎る」のほうがあっているように思えます。
あくまで漢字の意味の違いを比較しましたが、実際の使われ方も気になるところ。
書籍やテレビではどちらが使われているか、意識して見てみようと思います。